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日本人は働き者です。
真面目で勤勉です。
それゆえ、休む事がとても下手です。
欧米など諸外国は有給を使ってバカンスを楽しんだりしているのに、日本人は自分が休むと会社やお店が困ると思って中々踏み切れない人も多いのです。
なので働き方改革の一環として、4月1日から有給休暇の義務化が始まります。
有給って正社員だけに許された特権じゃないの?なんて思っている人も多いかもしれませんが
パートやアルバイトまたは派遣社員でも同じです。
もともとは、多少は休んでも給料が減らないようにしようとか、働き続ける為に適度な休養をとってもらおうという事で「有給休暇」が生まれたので、働く人全般の為の休暇なのです。
でもパートやアルバイトの人なんかは自分から有給休暇取りたいって、日本ではなんか言いにくいですよね~
人手のいない飲食店で忙しい所だと有給とりたい・・・なんて言ったら嫌な顔されそうだしね~(汗
それでも、法律で義務化になったら、働く人に有給を与えないと罰金を払わされてしまうので、どんな会社やお店からでも有給をとってくださいと言われるようになるかもしれませんね?
そうなると休みを取るのが下手な日本人も気兼ねなく休む事が出来るようになりますね^^
有給休暇がとれる基本的な条件は
- 入社してから6ヶ月以上、勤続して働いている
- 会社で決められた労働日の8割以上出勤している
です
もしも
週に一日しか勤務していなくても半年以上働けば一日分は有給休暇がもらえるそうです。
つまり、働く時間と日数で有給の日数が変わってきます。
フルタイムの人は入社して半年後に最低でも10日の有給休暇日数がもらえます。
さらに、一年後は11日分もらえるようになります。
ただし
有給休暇をとらなくても次の年に繰越できますが
有給休暇は与えられてから2年で権利が消失します。
ちなみに、ブラジルやフランス、スペインなどは100%で有給を消化していますが、日本は51%しか消化していません。
つまり、日本人は頑張りすぎて休めていないのです。
その為、働き方改革の一環として2019年4月1日から有給休暇の消化が義務化されるのです。
10日以上の有給休暇がもらえる人は一年で5日以上の有給休暇の消化をしてもらわなければいけなくなる為、会社は取得の時季を指定する事になります。
つまり有給休暇をとる時期を会社側から聞かれます。
例えば有給が10日の場合5日は会社側との相談で決められるのですが
残り5日は取りたい時に取れます。
この残りの有給休暇は急病で休みを取った場合に、後からその休みを有給とする事も出来ます。
つまり残りの半分の有給は急病の時の保険みたいなものですねw
でも
飲食店やコンビ二のパートやアルバイトなどは休みを取りにくいかもしれませんね?
実は有給休暇は時間単位でもとれたりしますw
つまり、一日働く人など、半日働いて半日有給にするとか、働いている数時間を有給にするとかも出来ちゃったりするわけw
販売系なんか人手不足だから、こういう処置をとったんでしょうね。
有給とは休みながらお金を貰える制度です。
働きすぎで頑張りすぎな日本人が、少しでもリフレッシュして気楽に休めたらよいですね^^
最期までお読みいただきありがとうございました

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