
geralt / Pixabay
誰しも自分は明日も生きられる、明日も大丈夫だと思ってます。
ですが、若くても突然のガンはやってきます。
なぜなら
人はガン細胞と共に生きてるから
だから
たとえ幼い子供であろうとも「ガンになる」という事は起こりうる事なのです。
もしも貴方や貴方の親族がガンになってしまった場合、何をするかというと、あらゆるガンによる情報を得ようとします。
情報=ネットという構図が出来上がってますからね
私も最近になって弟が腎臓ガンになってしまい、ネットで検索しまくりました。
でもネットで出てくるのって、不確かな民間療法や免疫療法が多かったりします。私もそういうものを見つけた一人なので(汗
最近見たニュースで、同じような事が起きてネットで検索して、なんでも良いから情報を・・・という事で
自然療法にいきつき、ほぼガン細胞に効かないにもかかわらず、藁にもすがる気持ちで大金を投入したが、結局は愛する人を死なせてしまったという人の話を見ました。
ネットで情報を得るのは今の時代では当たり前な事だし、手軽に色々な情報を得られるのですが、ネットで検索した所で本当に効くようなものは出てきません。
人は救いを求めてネットで調べますが、何故かお金のかかる不確かな免疫療法が一番先に出てきます。
そもそもガン細胞ってなに?
上記でガンと共に人は生きていると書きましたが
人は細胞分裂して老化したり傷ついた細胞は死滅して新しい細胞に生まれ変わります・・・つまり細胞分裂とは同じ細胞をコピーして分裂していくという事なのですが
そのコピーに誤作動(異常になって壊れた細胞)が起きて、際限なく分裂してふえて増殖する細胞を「腫瘍」と言います。これがガンという物ですね。
ちなみに
一つの細胞に対して50回の細胞分裂が限界なのだそうです。
そして何億という細胞の分裂を免疫という機能が見張って細胞の変異体を見つけたら退治しています。
そして
その免疫がガンとの戦いに敗れた時、人はガンになっていきます。
免疫療法とは?
ガンになるのも免疫力の低下により発生しますが、抑制するのも自分の免疫なので、免疫力を強化してガン細胞に勝とうという事なのですが
免疫療法は自由診療なのでめちゃくちゃお金がかかります。
それゆえに
免疫療法のお医者さんは優しいのです。
救いを求めて不確かで効くかどうか分らない物に救いを求めてお金を払っていくよりも
自分の体の事をもっと深く掘り下げて調べてから行動する必要があると思います。
自分のガンの情報を知る
ネットで検索するという意味ではありません
病院の先生に自分の詳しいガンの情報を得るという事です。
誰でもガンになれ慌てるし、焦るのですが、焦った所でガンがよくなるわけでもなく、不要な情報に踊らされる事にも繋がるので落ち着くことが大事です。
自分の体のどの部分にどれだけの大きさのガン細胞があるのか、どういった治療があるのか先進医療するにも高額なので、ガン保険の適応があるのか・・・などなど
得るべき情報はいくらでもあります。
なるだけ自分の体に起こっている情報をお医者さんから聞き出しましょう。
その時、自分だけではなく家族などと一緒に聞く事をお奨めします。
自分だけだと動揺して聞けない質問でも家族が聞いてくれるかもしれませんし、後々聞き逃しを残さないためにも、家族と一緒に聞きましょう。
最初に見てもらった病院も良いのですが、ガンの権威がある良い病院を選択する事も大事です。セカンドオピニオンという奴ですね
その時にネットで病院の良さを調べる方が良いかもしれません。
気をつけたいのが、通いやすい場所なのかどうか
自分で納得できるような病院を選ぶ事が後々後悔しない事につながります。
そして最初に見てもらった病院で紹介状を書いてもらいましょう。
免疫療法の罠
ネットでガンになった時何故か
多く出てくるのが効果が定かではない「免疫療法」
私も弟がガンになった時にメッチャ色んな効くと大げさに書かれているものを鵜呑みにしてたまねぎの皮にガン細胞を壊す働きがあるとかなんとか弟に伝達してしまいましたが
本当の所実際にきくのかといわれると、効かない・・・というのが本当みたいです。
何故保険のきかない高額な免疫療法がガンの患者にかかってしまうのか
それは、自分のかかっているお医者さんが向かわせているそうです。
吐きそうだとお医者さんに訴えた所で、「吐いてないだから良いでしょう」とか、「痛い」と訴えた所で「仕方ないです」とつめたいらしいですね。
なので、効かないけど優しい「免疫療法の病院」に希望だけを持って向かってしまうというのが現状らしいです。
ちなみにこういった病院は新人の医者でやとわれ院長が多いらしいです。
もう一度言いますが
免疫療法はお金だけかかって、ガンに効かないというのが現状なのです。
もしもネットで情報を調べたいと思ったら
もしも自分のガンの事をネットで調べたいと思うのならば、自分と似たガンを治療した人のブログを読む方がよっぽど今後の為になると思います。
つまりガンの治療法を探すのではなく、ガンになった人のブログをたくさん読んで治療の知識を得る事をお奨めします。
治った人酷くなった人たくさんいると思いますが
自分と似た人を探して参考にしてください
免疫療法に即座にいってしまうより
自分と同じ病状の人を探して参考にして今後に備えてください
その方がよっぽど良いと私は思います。
最期に
私も弟がガンって聞かされた時にあわててネットで情報を得ましたが、免疫療法の記事を読めば弟に薦めてたかもしれない
そんな不確かな事に大金を払って。弟を死なせてしまったら一生後悔してしまったかもしれない
そんな人が少なくなる事を祈って記事にしました。
最期までお読みいただきありがとうございました。

congerdesign / Pixabay