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日本では見かけませんが、世界人口の増加を危惧されるなかで、食用酵母、カビ、バクテリアを繁殖させた人口タンパク源を研究するプロジェクトがとりおこなわれてました。そして
今ヨーロッパで30年も前から肉ではない死の無い食べ物が開発され、スーパーなどで売られ食べられている物で、味から食感から肉に良く似てるけれども本物の肉ではない「クォーン(Quom)」という食品があります。
英ガーディアン紙によると市場規模は着実に伸びて2027年には市場規模は数十億ドルに成長されるそうです。
原料も隠してる部分が多いそうで主に「マイコプロティン」というキノコのタンパク質を発酵させた物だそうです。
キノコなのかカビなのかはっきりしないですよね、そしてキノコやカビは生き物では無いのか?じゃ植物って生き物でな無いと?って話にもなってしまいますよね(汗
私が思うに食べられる物にはすべて命が宿ってた物だと思うんですけどね、考え方の違いなのでしょうか
ほぼすべてのクォーン製品には卵が入っており、パーム油やタピオカでんぶんを掛け合わせて巧妙に作られていてジャーナリストが「鶏肉やミンチと区別がつかない」ほどだとか
ただ、ヨーロッパでは完全草食主義者さんなどが居るから良いのですが、アメリカなどでは反論したくなるんでしょうね、クォーンがアメリカへ進出した時にクォーンが起因で吐き気、嘔吐、蕁麻疹などがあったと主張した人もいるそうです。
クォーン側も黙っちゃいません。「当社は30年にわたって役4億個のクォーンを販売しており、記録から優れた安全性を持つ事が分かっている」と言ってます。
結局のとこ健康被害はなかったもののアメリカではキチンと記載されてなければ訴えられる国なので、アメリカでクォーンの原料がキノコだと思い込んだ消費者が騙された!と主張して集団告訴を起こしたそうです。
以後アメリカで販売されるパッケージには「マクロプロテイン」はカビ(真菌の一種)です」と記載され、イギリスでも同様の文言がそえられるようになりました。
2018年の初めにはイギリスの食卓に並ぶ食品の半分以上が「超加工」されていると報告され、工業用添加物と不透明でハイテクな食品でなりたっているといいます。
世界規模で流行って来てるのだから、日本への進出も近いかもしれませんね~
ただ、これらが事実であるならば、今も記憶に新しい鶏の病気が流行った時などに活躍してくれるかもしれません。
クォーンが出回り始めたとして、鶏が病気になったりすると殺処分しなけらばならないけど、これらの健康への害は無いって確実であるならば殺処分した鶏肉の代用としてお店で出せる日も遠くないですよね。
「今日はステーキ(クォーン)よ~♪」「わーい」・・・って喜んでくれるのだろうか(汗
ちょっと心配ですけど、どんな食べ物に対しても「感謝して食べる事」を忘れないでいたいですね。