
最近学校の教師がいじめをしていたという事で話題になりニュースにもなりました。
加害者の先生は3人内一人は女性でしかもこの女性はいじめのボスのようですね、被害者はひとりの男性の先生
この事により学校内でも子供達のいじめが増えていたそうです、子供にもいじめが伝染していってるのですから、この加害者の責任は計り知れないでしょう。
それなのに学校側は加害者を保護しています。
心身ともに疲弊していて・・・と有給で学校側が加害者を休ませている理由が分かりません。
加害者に何故責任を取らせないで休ませて給料まであげないといけないのか意味が分かりませんよね?
しかも学校側の対策として「カレー給食をやめる」とか・・・カレーに責任を押し付けてるのも意味が分からない。
これじゃニュースを聞いた国民も、当事者の学校の子供達も親御さんも誰も納得いかない。
ですが
このイジメも氷山の一角にしかならないでしょう・・・だって人が協力して皆で住む限りイジメは存在するのですから
目次
どこにでも存在するいじめ
学校だけがいじめなどの発生する場所だとは限りません。
恐らくは人が住む場所全域にいじめが存在する可能性があります。
それにいじめは他人だけがやるとも限りません。
家族で幼い子供を虐待する事件は親の子供をいじめる行為に値すると思いますし、最近の事件で「あおり運転」なども、車を使ってのいじめととれるでしょう。
では何故いじめは存在するのか考えてみましょう。
人が人をイジメてしまう心理
人が人をイジメてしまう根本的な問題が「不安」や「ストレス」です。
その自分の不安やストレスを解消する為に、自分よりも弱い相手にストレスなどをぶつける行為がイジメという事になります。
他にも人は平穏を望むくせに刺激を求めてやってしまう事もあります。
加害者はストレスを発散してスッキリし刺激を求めた先には、被害者が出てしまうという問題が起きます。
それがイジメという問題です。
一人だけが相手をイジメるのであるのならば、「アイツだけ」で済むのですが、今のイジメのやっかいな所は集団でイジメる事にあります。
これにより世間では加害者が全部悪いような風潮ですが、そうとも言い切れない部分もあります。
例えば家庭環境が悪くてグレてしまったとか不良になってしまったというのはよく聞く話ですし、モゴモゴしてはっきり言いたい事を言わない人を見るとイライラする人もいるでしょう。
ですが、不安やストレスのない日々を楽しく過ごしている人が誰かにイジメをするでしょうか?・・・まずしないですよね?
イジメをする人というのは心のどこかに不安やストレスが滞って、行き場のない気持ちが弱者を攻撃してしまう言動になっているのです。
イジメや負の感情は連鎖してゆく
集団でイジメが発生する為、自尊心が欠落します。
そうやってイジメを経て出来た大人は、自信のない内向的な大人になります。
私もそうですが私が知っている「昔いじめられた」という人は大体が大人しくて他人に強気で言えない人が多いです。
集団でいじめられた人達は自分は何も出来ない人間だと思い込み自尊心がなくなり、これからはイジメられないようにせいいっぱい嫌われないようにしようと思ってしまう為、他人が悪くても言い返せなかったり相手にうまく言えなかったりするのです。
そしてそういった大人は自分の子供にもつながって、家族間の人間環境や子供の人付き合いの悪い影響として続いてしまう可能性もでてきます。
これらの悪循環を断ち切る為には、イジメは「加害者」も「被害者」もあってはならないのです。
いじめ防止対策推進法
少し前に悪質な「いじめ」によって子供が死亡する事件が多発して「いじめ防止対策推進法」が設立しました。
ここのサイトが子供にも理解しやすいと思います。
子供さんのいる家庭はもちろんの事、人間関係は死ぬまで続くので大人でも知っておいて良いと思います。
いじめ防止対策推進法条文を読む:子どもでもわかるようにいじめ防止法を解説
イジメをされた場合どういった対処をすれば良いのか
イジメは「ストレス」や「不安」「平穏な日々の刺激」といった事で起きます。
そのイジメの連鎖を断ち切る為に何をすれば良いのでしょうか?
無視する
イジメとは相手の反応を見て楽しんでいる場合があります。
聞いてないフリをする、見ていないフリをする。
加害者が相手の反応がないからと諦めるのを待つ戦略ですが、うまくいくかどうかは50%といった所でしょうか。
イジメを対処してくれる人に報告する。
加害者が被害者に対して「チクったな?!」と言ってイジメが酷くなる場合が想定されてしまい、被害者が誰にも言えない場合があります。
ですが、そもそも「チクる」という言葉は「仲間を裏切る行為」としての言葉です。
加害者や被害者がいる仲間ってなんなんでしょうか?
つまりこの「チクる」という言葉は加害者の都合の良い卑怯な言葉なので気にしないで被害者は誰かに相談したり報告しましょう。
反撃する
被害者というものは「こいつは反撃しないだろう」と思われる人に対して行われる事がほとんどなので、反撃されたらびっくりして逆に加害者が大人しくなってしまうので、イジメに対して絶大な効果を発揮します。
ですが、少しだけ注意が必要です。
集団で仲間と一緒に反撃するとただ単に「卑怯な奴」として終わりますし、これは逆に周囲から見ると反撃してるだけなのに加害者のような悪い印象になってしまいます。
なので、何かされてしまった直後に「反撃する」のが一番良いでしょう。
イジメに対する反撃は立派な正当防衛という手段なのです。
最後に
ストレスや不安がある人間関係の社会において「イジメ」は無くなる事はないでしょう。
イジメられたからと悲しくなって一人でいても、環境も変わらず加害者は反省もなにもしません、また違う誰かをターゲットにしてイジメる事をするでしょう。
つまり一人で落ち込んで閉じこもるという事は、自分の立場から逃げているだけなのです。
自分の置かれた環境を変える為にダメ元で誰かに相談しましょう!
勇気をもってイジメに対しての何かの行動をする事で、自分に置かれた立場や環境は少しづつでも変わってゆくでしょう。