
テラスハウスに出演していた木村花さんが亡くなりました。
原因はテラスハウスでの木村花さんの行動への誹謗中傷で、花さんが傷ついたからだと言われています。
実は木村花さんは以前も誹謗中傷でリストカットをしていたらしいです。
今回は花さんが発見された時はすでに時遅く亡くなってしまいました。
花さんの自殺により、他の有名な人も「もう匿名だからって容赦はしない」とばかりに誹謗中傷していたであろう人に対して、法的に訴えるようになりました。
これからは、気楽に誹謗中傷は出来ない時代になりそうです。
でもSNSというのは気づかなくても、ちょっとした事で被害者にも加害者にもなりうる可能性があります。
なので今回の記事では
何故?木村花さんは死んでしまったのか、
どういった事が誹謗中傷になるのか、
被害者になった場合どうすれば良いのか、
を調べてみました。
目次
木村花さんってどんな人?
引用元 Twitter
木村 花
1997年9月3日生まれ
日本の女性プロレスラー
スターダム所属
芸能活動においてWALK所属
母は女子プロレスラーの木村響
父はインドネシア人
情報元 ウィキペディア
事の発端
花さんは恋愛実録番組のテラスハウスに出演し誹謗中傷に対して以前も自殺をしています。
世間では花さんの自殺してしまった事から、芸能人が誹謗中傷する人を訴える方向に向かっていっているようになりましたが、
花さんの自殺はそれだけではないような気がします。
というのも、
以前から誹謗中傷はあって自殺もしていたわけです。
こういった過去があるなら、普通に考えて花さんは傷つきやすい心を持った人と言う風に考えるのは普通じゃないかなって思うんですよね、
という事は番組制作者は、花さんはSNSの誹謗中傷に対して、心がもろい人だと理解してあげる必要があったではないでしょうか?
実は花さんの誹謗中傷がひどくなったのはスタッフのミス?
テラスハウスに出演していた花さんの衣装をスタッフが洗濯してしまった為、衣装が縮んで着られなくなってしまいました。
その為、他の衣装を着て出演したら誹謗中傷が増大!
その誹謗中傷を見て花さんは自殺したと思われます。
誹謗中傷やSNSでの炎上があれば、その様子を見たいが為に人が集まります。
人が集まれば利益も出てくるようになります。
誹謗中傷する人を庇護するつもりは毛頭ありませんが、原因はソコだけじゃないような気がするのは私だけでしょうか?
番組制作者はわざと炎上商法をしたのではないでしょうか?
世間では誹謗中傷だけにスポットを当てていますが、よくよく知れば製作者にも責任があるのではないかと思うのですが・・・。
これからは誹謗中傷する人が法的手段で捕まる時代に!
番組制作者は原因を作ってしまいました・・・けど、見えないからと相手を傷つけるのはもっと良くない事です。
それは卑怯以外の何物でもないからです。
相手から見えないから誰だか分からないから酷い事いっても良い、
誰かが誹謗中傷するから自分もOK、
この考えは最悪です。
今回の木村花さんの自殺により、法的な設備が整いつつあります。
なので、これからは言われっぱなしで泣き寝入りしない人が増えてゆくでしょう。
名誉棄損罪(刑法第230条1項)
刑法第230条第1項
公然と事実を摘示し,人の名誉を毀損した者は,その事実の有無にかかわらず,三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。
「公然」とは不特定又は多数の人が認識しうる状態をいい,「事実の摘示」とは人の社会的評価を低下させるような事実であれば公知の事実でも構わないとされています。また,「摘示」の方法も問わず,被害者の方がそれを事実として受け取る可能性がある限り,噂や風評の形でもよいとされています。
なお,第2項において,公共の利害に関する事実に係り,その目的が専ら公益を図ることにあったと認められる場合で,摘示した事実が真実であることの証明があった場合の免責規定が設定されています。
侮辱罪(刑法第231条)
刑法第231条
事実を摘示しなくても,公然と人を侮辱した者は,拘留又は科刑に処する。
事実の摘示がなくとも,人に対する侮辱的な価値判断を表示(「侮辱」)した場合には,侮辱罪が成立し得ます。
その他にも以下の犯罪が成立する可能性があります。その他にも以下の犯罪が成立する可能性があります。
脅迫罪(刑法第222条)
刑法第222条第1項
生命,身体,自由,名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は,二年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。
信用毀損罪又は業務妨害罪
刑法第233条
虚偽の風説を流布し,又は偽計を用いて,人の信用を毀損し,又はその業務を妨害した者は,三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス法違反)
ネットワークを経由してアクセスが制限されているコンピュータに対し,その正規の利用者である他人のIDやパスワードを無断で乳六するなどの「不正アクセス行為」は「何人も」「してはならない」とされています(第3条)。
不正アクセス行為の目的で他人のパスワードを取得したり,不正に保存したり,不正に入力などした場合には,一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金(第4条ないし第7条,第12条)が定められています。
中傷の被害にあった時にすべきこと
証拠あつめ
ログや画像を保存して証拠を集めしましょう。
もしログを消されていたとしても、一カ月以内であるのならばブロバイダーなどに保存されている可能性は高いです。
「情報開示請求」が出来るので、戦う意志があるのならば請求しましょう。
弁護士に相談
今では無料相談も増えましたので、まずは弁護士に相談するようにしましょう。
他にも警察に相談するのも良いですよ。
ネットで相手の姿が見えないからと誹謗中傷するのは、相手のダメージを考えているからであって、こちらが「泣き寝入りなんてしない!断固戦います!警察にも弁護士にも相談しましたので!」と伝えるだけでも、
相手は自分のダメージを想像するので、中傷をやったであろう人はヤバイと思ってSNSから逃げる事が多いらしいです。
気になる弁護士費用
訴えたいけど費用が気になりますよね、被害者なのに高額なお金を払うのなら止めようかなーって思っちゃいますものね。
今までは訴えるにしても、費用倒れになって泣き寝入りになるケースが多かったのですが、近年SNSでの被害者泣き寝入りにならないように救済される場合が増えているようです。
ただ加害者が賠償金を払わないケースもあるみたいです。
そういった場合でも加害者に差し押さえを弁護士は要求出来るので、相手が払わない場合でも大丈夫だそうですよ。
知っておくべき誹謗中傷の度合い
ネットでの文字だけでの言葉って、分からないだけで中傷されたのか、
はたまた冗談だったのか、分からないですよね!
例えば
バカじゃない?って発信して
「これ・・・悪口?」
って思いますよね!
誰でも被害者にも加害者にもなりえます。
簡単に言うと特定の人の事を言う場合に誹謗中傷に当たります。
- 人格への攻撃
- 家族への中傷
- 証拠も根拠もない悪口や噂・デマ
つまりバカじゃない?は不特定多数での悪口なのでOKって事ですね。
でも前後の言葉にも関連しますので、伝える言葉には気をつけましょう。
花さんの最後の言葉
木村花さんはインスタで最後の言葉を伝えています。
「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね。」
「さようなら。」
と
これは家族への言葉かなって思ったのですが、愛猫の事を思って発信したみたいですね、
無事、花さんの愛猫は愛してくれる家族に引き取られたようです。
花さんは悪役を演じていただけで、本当は心が綺麗な優しい人だったと思います。
木村花さんの死は本当に残念でなりません。
花さんのお母さんは、
キャンディーズの山里亮太さんに「笑顔だった頃の花を忘れないでください」と伝えているそうです。
花さんのお母さんが一番つらいはずなのに気丈な人ですよね。
まとめ
ネットというのは顔が見えないだけに好き放題言い放つ事が出来ますが、時としてその言葉は人を殺します。
芸能人は誹謗中傷を言われて当たり前なんて誰が言ったのでしょうか?
韓国でもそれらが原因で亡くなっている人がたくさんいます!
芸能人だって人間です、
言われたくない言葉だってあるのですから、どんな言葉でも相手の気持ちを考えて伝えるようにしましょう。
最後に
木村花さんのご冥福をお祈りいたします。